松永祥兵


シャルケ04→愛媛FC→インドネシア一部リーグ9年間プレー→2018年には日本インドネシア国交樹立60周年親善大使を勤める→2020年から静岡県観光大使→現在E.H.N株式会社代表取締役→2024年からインドネシアに移住
まずは「文武両道」に尽きると思います。暁秀中学に進学する際、Jクラブの下部組織からもオファーをいただいていましたが、当時の自分には勉強とサッカーを両立する自信がなく、移動時間などを考えても学業が疎かになると感じていました。
野村先生が熱心に誘ってくださり、「自分を大切にしてくれる環境で成長したい」と思えたことが、暁秀を選んだ大きな理由です。
中学時代は身体が小さく、なかなか結果を出せず悔しい思いをすることばかりでしたが、高校に上がる頃には身体的にも精神的にも大きく成長し、自由にプレーさせてもらいながらも、的確な指導を受けて実力を伸ばすことができました。


今振り返っても、暁秀で過ごした6年間が僕の人間的・精神的な土台を作ってくれたことは間違いありません。
厳しい指導や日々のトレーニングを乗り越えた経験が、社会に出た今でも「当時に比べればまだ頑張れる」と歯を食いしばる力になっています。
学生時代にある程度の無理や壁を経験することは、将来どんな困難にも立ち向かえる強さを養うために必要だと確信しています。
現在は人工芝グラウンドも整備され、よりサッカーに集中できる素晴らしい環境が整ったと聞き、本当に嬉しく思います。
文武両道を貫ける環境に魅力しかありません。
近年は結果が出ていないとも聞きますが、再び県大会上位、そして全国大会出場を目指して頑張ってほしいです。
今、僕はインドネシアで仕事をしていますが、海外で生活する中で「グローバルに生きる力」の大切さを日々感じています。暁秀で培った考える力、努力を惜しまない姿勢、そして仲間と支え合う精神は、異国の地でも大きな力となっています。
これからも暁秀から、世界で輝ける人材がたくさん育っていくことを心から願っています。

